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2010年07月

「クッキングパパ」(うえやまとち)のタジンカレー

タジンカレー

タジン鍋は数年前から日本でちらほら紹介されるようになりましたが、去年の冬から一気にブレイクした気がします。安価で手頃なタイプもよく見かけるし、いまや普及台数ではタコ焼き器なんかより多いんでは……と推測しとります。

……ってご多聞にもれず、うちも去年買っちゃったんですが(エヘ
アクアパッツァに野菜と肉の蒸し煮など、いくつかレシピを楽しんだものの、意外とバリエーションが広がらず、最近はキッチンの奥にしまいがち、になってました。
「タジンを使ったマンガ飯とかあればいいのになー」と思ってたら、最近のモーニングで、とち先生がやってくださいましたよ!!
「クッキングパパ」より博多の夏をいろどる博多祇園山笠。そのクライマックスとなる追い山を一緒に楽しむ、エグッチーとスウちゃん(友達以上恋人未満、という関係がこれ以上似合うカップルも、最近おらんな)。

その途中で荒岩パパと鉢合わせ、自宅で朝食をご馳走になることに。そこでふるまわれたのが、タジン鍋を使ったチキンカレーとシーフードカレー。今回は、シーフードの方を試してみることにしました。しかし左のコマの「タジ タジ」という擬音……斬新すぎませんか先生!w

※【コマ引用】:「モーニング」7月29日号(No.33)「クッキングパパ」(うえやまとち/講談社)より

スパイス 魚介
作り方:
使うスパイスは、ガラムマサラ、コリアンダー、ターメリック、パプリカ、カレー粉。これを、洗って水気を切ったタイの切り身、アサリ、イカ、エビのむき身にまぶし、レモン汁と塩コショウをふりかけて混ぜ合わせます。(イカは、個人的にヤリイカが軟らかくておすすめ)

にんにく、しょうがタジン鍋にオリーブオイルを入れてニンニク、生姜、唐辛子を入れて弱火で香りが出るまで炒めます。

魚介をタジンに トマト缶
魚介類と野菜(トマト缶、カラーピーマン)を入れてフタをし、弱火のまま15分ほど煮込みます。

タジン レモン
鍋の上下を入れ替えるように混ぜ、スライスしたレモンをのせてさらに5分弱火にかけて、完成。

ふたそのままテーブルにドーンと。この食卓のビジュアルが、タジン鍋の一番の醍醐味だと思う。


フタあけます。
タジンカレー
タジ タジしてますわー(湯気も足してみたw)。

皿に取り分け、ライス(ジャスミンライスにしてみた)と一緒にいただきます。
ライスと
食べた感想:
トマトベースのさらっとしたカレースープは、魚介のエキスがたっぷり出てて、レモンの酸味もさわやか。洋風というより、エスニックな味でじんわり辛くて美味しい! タイやイカも、やわらかく仕上がりました。

タジンといえば冬料理のイメージだったけど、カレーなら夏も楽しめそうだな?。次はチキンカレーも試してみようと思います。

「クッキングパパ」(うえやまとち)の再現料理一覧はこちら

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「放浪の家政婦さん」(小池田マヤ)の冷たいムギ茶がゆ

冷たいムギ茶がゆ 焼き塩サバのせ

「放浪の家政婦さん」より最近フィールヤングで短期連載も始まった、小池田マヤ先生の「放浪の家政婦さん」。家政婦・里の豪快なキャラと、それにギャップのある(?)丁寧な家仕事ぶりを見てると、「ああ、きちんと暮らしたい……」と反省してしまう私。

今回は「日用の糧」のエピソードに登場する、「冷たいムギ茶がゆの焼き塩サバのせ」を作ってみました。このエピソードは、美味しそうな料理や食器がこれでもか!というくらい登場するので、特にお気に入り(「ポレンタ」ってどんな料理だろう。食べてみたい?)。
※【コマ引用】「放浪の家政婦さん」(小池田マヤ/祥伝社)より

冷たいムギ茶がゆは、すれ違う夫婦の仲を取り持った里が、去る前に作り置いた昼食。

このエピソードで一番印象に残ったのは、家事は義務でも仕事でもなく「つまらない毎日を生きる力をつけるもの」、という言葉。
確かにそう。美味しいご飯を食べて、清潔な衣類に袖を通して、居心地のいい部屋に暮らす。人にやってもらっていると、それが「当たり前」で、意識もしないけど……。自分でやろうとすると、なんて大変で終わりがなくて、でも大切なことなんだろう。と、上京する前は親に頼りきりだった自分を振り返りつつ思いましたorz

作中には、そんな気取りのない「日用の糧」といえる料理がたくさん出てきますが、最後に作ったこの茶がゆも、そのひとつといえるかも。

麦茶作り方:
特にレシピは載ってないので、奈良の茶がゆの作り方を参考に再現してみます。

鍋に米の8倍?10倍の水を入れて沸かし、麦茶パックを入れて色づくまで煮出します。

米 フタ
洗った米を入れ、沸騰したらフタをし、鍋底に米がつかないように時々かきまぜつつ、弱火で20分ほど煮ます。最後に、塩少々と醤油少々で薄く味付け。

出来上がり 冷たいムギ茶がゆ
粗熱がとれたら冷蔵庫に移し、冷やして完成。さらっと仕上げるつもりが、火を止めた後も米が水分を吸うので、結構もったりしたお粥になっちゃいました。

冷たい粥の上に、焼いた塩サバをのせて出来上がり。
冷たいムギ茶がゆ 焼き塩サバのせ
食べた感想:
キンキンに冷え、トロトロになった粥はほんのり香ばしい麦茶の風味。これに熱々の焼きたてのサバをあわせると、激ウマです! 食欲のない夏の朝でも、スルスル食べられました。サバ以外に、塩鮭でも合うかも。

茶がゆの本場・奈良だと、ほうじ茶なんかも使うらしいので、お茶や魚の組み合わせをアレンジしつつ、楽しめるメニューになりそうです。

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「おせん」(きくち正太)のパパイヤのラフテー

パパイヤのラフテー

「おせん」9巻より梅雨が明けて、容赦ないかんかん照りの日が続きますね。こんな季節は沖縄料理じゃー、ということで、夏本番が来たら作ろうとずっと思っていた、「おせん」のラフテーにチャレンジしてみました。
※【コマ引用】:「おせん」(きくち正太/講談社)9巻より

これまでも日本各地の郷土料理を紹介してきた「おせん」ですが、9巻では一升庵ご一行が沖縄へ。そこで、高級食材を扱う「音羽フーズ」の社長が、沖縄料理の接待に辛辣なダメ出しをする場面に遭遇。地元の本当の味を理解してもらうために、おせんさんが一肌脱ぎます。

そのリベンジ接待の料理のひとつが、このラフテー。一見何の変哲もありませんが、砂糖のかわりにどっさりの完熟パパイヤで煮るのが特徴。

それにプラスして、今回はその土地の「気候」と味覚の関係も隠れたメインテーマになってます。クーラーがガンガンにきいた部屋で飲み食いする地ビールやラフテーは味気ないものだったのに、地元の気候を生かした環境で食べると、味がしっくりくるというお話。

確かに海外旅行で「なにこれウマ!」と思った食べ物も、帰国後に日本で食べると「あれ?」となることってありますよね。ものを食べるときって、舌だけでなく肌の体感も含め身体全体で味わってるのかもなあ、と思うエピソードでした。

皮付き豚バラ作り方:
作り方の解説は、上のコマのおせんさんのセリフしかないので、想像込みで作ります。

豚肉は本来は「地の材料」として、沖縄産の島豚を使いますが、手に入りにくいので今回は近所のスーパーで手に入るバラ肉で。ただし、皮付きのを選びます。
皮には豚の毛が付いてることがあるので、金串に刺してコンロの火でさっと皮面をあぶりました。

ゆでこぼし 下ゆで
下ゆで2豚肉は最初に水から茹でこぼし、その後5?6時間ほど下ゆでします(途中尋常じゃないほど脂が出てくるので、何回か鍋の水をかえました)。
茹で続けると、肉の脂身の層の脂が抜けて、スポンジみたいにスカスカしてきます。

味付け通常のラフテーは鰹だしで煮込むようですが、作中に描写がないので、豚の茹で汁を漉したものをベースにしてみます。これに泡盛と醤油を入れて火にかけ、沸騰したら一口大に切った豚肉を入れ、弱火で煮込みます。

パパイヤ パパイヤ投入
ここでパパイヤの登場。これも本来は沖縄産のパパイヤを使いますが、今回は身近にあったアメリカ産で代用。
種を取って皮をむき、適当にカットした完熟パパイヤを、豚肉が隠れるくらいどっさりと鍋に入れてそのまま煮込みます。
パパイヤはそのまま味見してみると、かなり糖度が高くてこってり甘く、これは確かに砂糖の代わりになりそう。
煮込み完了 煮込み完了2
4時間弱火で煮込んだ状態がこちら。汁気がなくなってきたら、仕上げに強火にかけて肉に照りを出します。

肉を取り出し、器に盛って完成。箸で触っただけで、ホロっと崩れそうな軟らかさになってます。
パパイヤのラフテー

パパイヤのラフテー食べた感想:
弱火でじっくり煮込んだ肉は、トロトロの食感がたまらん! 作中では特に解説されてなかったけど、パパイヤには肉を柔らかくする酵素も含まれてるらしいので、その効果も発揮されてるのかも。

肝心の味ですが、「砂糖を使ってない」と言われても信じられないほど、ちゃんと甘みがついています。それもしつこい甘みじゃなくて、ほんのりさわやかな甘さ。
残ったパパイヤは、クタクタに煮たカボチャみたいな感じになってましたが、肉に添えて一緒に食べると、フルーティでまた美味しかった!

ただ、5?6時間程度の下茹でだと、肉の脂がまだまだ十分抜け切ってないようだったので(これは肉の質にもよりそうですが)、作中のように「いくらでも食べられそう」な加減にまでは、到達できなかったかも。脂抜きにもっともっと時間をかけて、あっさり仕上るようにリベンジしたいなー。


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