マンガ食堂 - 漫画の料理、レシピを再現
「パンケーキ・ノート」トミヤマユキコさんとパンケーキ×マンガイベント
- 2013-05-12 (Sun)
- お知らせ・雑記
- | Tag:

リトルモアさんの話題の本「パンケーキ・ノート」の著者・トミヤマユキコさんと、パンケーキとマンガをテーマにしたイベントでご一緒させていただくことになりました。
パンケーキブームになる前から、食べ歩きを趣味にしていらっしゃったトミヤマさん。普段は大学で少女マンガ・小説を専門に研究されていて、マンガにもお詳しいというステキな方です。
マンガのなかのパンケーキ(&ホットケーキ)について語りつつ、試食しつつ、という会になるもよう。マンガ好き&パンケーキ好きのみなさまとお会いできれば幸いです!
日時:2013年5月25日(土) 14:00開場/14:30開始(16:30終了予定)
開場:FARO(東京・外苑前)
会費:2,500円(パンケーキ付き)
詳細はこちら
http://www.littlemore.co.jp/news/books-magazines/20130508667.html
お申込みはこちら
http://cloudbooks.biz/?p=443
「トルコで私も考えた」(高橋由佳利)のケシュキュル(アーモンドのプディング)

5年ぶりに新刊が出ると聞き、わくわくと待ち構えていた「トルコで私も考えた」。トルコ人男性とご結婚された高橋由佳利先生が描く、リアルなトルコのエピソードにあこがれを募らせたものです。
最新刊は、「トルコ料理屋編」。関西某所でトルコ料理店をオープンするまでの顛末も興味深いですが、おいしそうなレシピもいろいろ。シリーズ中のトルコ料理の描写に毎回よだれをたらしながら読んでいた読者には、たまらん内容です。
なかでも作ってみたい!とそそられたのが、お店の定番デザートにもなっているという、アーモンドのプディング「ケシュキュル」。日本人のお客さんにも好評で、ランチやコースのデザートとしてついてくる分だけでは物足りず、おかわりする人もいるくらいだとか。
※【コマ引用】「トルコで私も考えた トルコ料理屋編」(高橋由佳利/集英社)より
ちなみに先生の旦那様でお店のシェフをつとめるT氏の料理デビューは、なんと40歳から! そのきっかけは、日本に住んで「トルコのデザートがどうしても食べたい!!」という衝動からだったそう。なにがきっかけで才能が開花するか、人生わかりません。
でも日本にある外国料理のお店の何割かは、同じような背景で開店してたりするのかも(海外にある日本料理の店も然り)。故郷の味ってそれだけ思い入れの強いものなのでしょう。
作り方:(※詳しい分量については作中にレシピがあるため、ここでの掲載は控えますm_ _m)
小鍋にスライスアーモンドと水を入れ、アーモンドが柔らかくなるまで煮る。
煮たアーモンドと牛乳をミキサーで5分ほど撹拌する。

ミキサーの中身を鍋に移し替え、砂糖とバニラエッセンスを溶かしながら10分ほど煮る。

いったん火を止め、水で溶かしたコーンスターチを少しずつ注ぎ、再び火にかける。弱火~中火の間で、10分ほどヘラで鍋底から絶えず混ぜながら煮る。だんだんトロリとしてきます。

カスタードクリームみたいなもったりした固さになったら火をとめ、熱いうちに耐熱容器に流す。粗熱がとれたら冷蔵庫で2時間冷やす。
器に盛って、砕いたピスタチオを散らす(アーモンドやココナッツでもいいそう)。


食べた感想:
くずもちに似た固さで、アーモンド粒のざらっとした香ばしい食感も残っていて、最近主流のなめらかプリンとはまた違うおいしさ。食べたことがないのにどこか懐かしいような味わいで、これは確かに日本人にも食べやすいかも、と納得。
ただお店のサイトの写真を見ると、もっとゆるく柔らかそうな見た目なので、私の作り方が固すぎたのかも…。牛乳を多目にするor加熱時間を調整したらプルプルになるかな?
プディングのバリエーションはほかにもいろいろあるようで、カカオのプディング、T氏が一番好きなお米のプディングもおいしそう。いつかお店にも食べに行ってみたいな~。
≫「トルコで私も考えた」シリーズの再現料理一覧
![]() | トルコで私も考えた トルコ料理屋編 (トルコで私も考えた トルコ料理屋編) 高橋 由佳利 集英社 2013-04-18 by G-Tools |
※「トルコで~」シリーズは文庫化もされているようです





「大東京ビンボー生活マニュアル」(前川つかさ)のカレー
- 2013-04-08 (Mon)
- マンガ飯
- | Tag: 大東京ビンボー生活マニュアル 前川つかさ エスニック カレー

ひさびさにカレー作ろうかなー。という日に思い出したのが、「大東京ビンボー生活マニュアル」のとあるシーン。
実家から手作りのラッキョウ漬けをもらったコースケが、「カレーが食いたい」と思い立ち、同じアパートに住む学生さんと一緒に、スパイスから作る本格カレーに挑戦。
カレーって凝れば凝るほど材料費がかかるものですが、日頃清貧な食生活をおくっている彼らだけに、材料は最小限。狭いアパートの一室で、卓上コンロの上のフライパンでスパイスをもうもうと炒めるシーンは、理科の実験ようでワクワクしてしまう。
※【コマ引用】「大東京ビンボー生活マニュアル」(前川つかさ/講談社)下巻より
そもそもカレーって、ちょっと理系のかおりがする食べ物な気がする。
お店の雰囲気見ていても、ラーメンがTシャツとタオルで「スープは気合じゃ!!」的な体育会系ノリだとしたら(すごい偏見)、カレー屋のオーナーは研究者や仙人ぽい人が多いというか。
スパイスの無限の組み合わせがサイエンスとリンクするのか、インドの悠久の歴史がそうさせるのか……。
「味平」で例えるなら、鼻田香作と大吉の違い的な。

(左)カレー男子/(右)ラーメン男子
※【コマ引用】「包丁人味平」(ビッグ錠/集英社)
ラーメンも似合わなくはないけど、そういう意味でコースケはカレー寄りタイプかもなあ、と思ったり。
勝手な妄想はここまでにしておいて、さっそく調理。しかしいくら清貧といっても、作中で描かれた材料「だけ」で作るとなると、かなり先行き不安です。
登場するスパイスはクミン(シード)、コリアンダー(シード)、ターメリック、唐辛子、この4種のみ。
市販のカレールーに慣れた身には、ほんとにこれだけで「カレー」になるの?と半信半疑。
でも以前スーパーくいしん坊のカレーを再現したときもスパイスは4種類のみだったし、ここは原典の描写に忠実にいこう(カレー番長の水野さんもビッグ錠理論は間違ってない、とおっしゃってたし)。
分量はテキトーなので目安ですが(2人分)、・クミンシード 2つまみ
・コリアンダーシード 2つまみ
・唐辛子 4~5本(結構辛いので、お好みで調整)
・しょうが 2かけ(みじん切り)
熱したフライパンにバター10g程度をとかし、弱火でクミンシードを炒める(このスパイスを入れる順番も大事だそう)。
続けてコリアンダーシードを炒め、唐辛子とショウガも投入。弱火でしばらく炒める。カレーにトロミをつけるなら、ここで小麦粉とか入れるとよさそうだけど、作中に描写がないのではしょる。
カレーの具は玉ねぎ、にんじん、じゃがいものみ。大き目、ゴロゴロ感出るようにカット。お肉も入れたいところだけど、コースケの普段の懐事情を考えるときっと入ってないのでしょう……。

鍋にサラダ油を熱し、ニンニクのみじん切りと玉ねぎをよく炒める。水400~500ccを入れてしばらく煮込む。

フライパンで炒めたスパイスを野菜の煮えた鍋に投入し、塩で味付け。

ターメリック大さじ1を投入し、しばらく煮込んで完成。
クミンシードと塩少々を入れたスパイスご飯を炊く。トロミをつけないせいか、スープカレーっぽい感じになった。


うちも去年実家からもらったラッキョウがあったので、添えていただきます。
食べた感想:最低限のスパイスと材料で作っただけあって、ほんとうにシンプルな味。
味付けは塩だけだし、出汁は野菜だけだし、正直コクもうまみも物足りないけれど、ちゃんと「カレー」として成立していることにちょっと感動。余計なものをそぎ落とした、コースケのシンプルな生き方そのもののよう。
もうちょっと「美味しい方向」を目指すなら、具材に肉を追加したり、煮込むときに塩以外の調味料(醤油とかソースとか)を足せばいいかも。
でもこういうミニマムに構成された味も、「カレーの骨組み」をあらためて知る意味では面白いかもしれません。
※【コマ引用】「大東京ビンボー生活マニュアル」(前川つかさ/講談社)下巻より
≫そのほかの「大東京ビンボー生活マニュアル」の料理はこちら
![]() | 大東京ビンボー生活マニュアル 下 前川 つかさ 講談社 2005-11-22 by G-Tools |
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・おいしい関係(槇村さとる)
・美味しんぼ(雁屋哲/花咲アキラ)
・大奥(よしながふみ)
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・おせん(きくち正太)
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・それではさっそくBuonappetito!(ヤマザキマリ)
・大東京ビンボー生活マニュアル(前川つかさ)
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